一軒家に本棚を

独身時代一人暮らしをしているときは安い本棚を利用していました。三段で千円前後のいつ崩れてもおかしくない本棚です。

私の趣味は読書なのですが、読書より先に本棚にぎっちりと本が詰まっているのが好きで、私の集めている本も統一されたジャンルではなく乱読家です。

図書館や小説家の本棚に憧れたりもしていたのですが、マンション暮らしですと家が狭いですし本を置くスペースもあまりありません。しかし折角手に入れた本を捨てたり売ったりしてしまうのは勿体ないです。そこで申し訳ないのですが、本棚に入らない本は押入れにしまったりしていました。

ずっと罪悪感があり、本をしまうために本棚があるのに、入れることができないことにモヤモヤしていました。

sc_voice11_00-825x510そのうち結婚をし、一軒家を購入したとき、自分の部屋を貰えることになったのです。もう私は即座に「本棚沢山入れたい」と要望を出しました。旦那も私の趣味に理解があるというか彼も本が好きな人間でしたので夫婦で自分たちの好みの本棚を選ぶことにしたのです。

先程乱読家といったので、私の持っている書籍は本の大きさがそろっていないものばかりです。普通の単行本から新書ハードカバーや海外のなんともいえないような大きさの本や仕事の資料になる雑誌、サンプルで保管しているメーカーの書籍などです。

まずまっすぐ平らで同じ長さの本棚を見てみたのですが、入る本と入らない本に分かれてしまい断念しました。

どこのお店を見ても同じような本棚しかなく、それこそ書店にあるような本棚ばかりで好みの本棚は見つからないのだろうか市販では無理だろうか、入らない本はまた押入れ行きかなと思っているときに見つけたのが、階段の段のようになっている本棚でした。

小さい段が重なっていて、違う大きさの本も入れることができるのです。

我が家の壁紙は白色だったのですがその本棚は黒色でモノクロ好きな私にはぴったり恋をしてしまいました。

一個としては大きくないのですが何個も購入することができるので、本を必要なだけしまうことができるのです。

いっぱいになったらそれで終わりではなく、いっぱいになったらまた本棚を購入すればいいのです。

そんなわけで階段のようになっている本棚を沢山購入し、更に本まで購入してしまい、幸せな日々を送っています。

margherita 東京ショールーム

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