本棚の愛読書が与えてくれる知的な刺激

近年は電子書籍の普及で、本棚に紙の本を並べなくてもたくさんの書籍を所有できるようになっています。とはいえ、紙の本は全く価値がなくなってしまったわけではありません。

紙の本にしかない魅力や利点はいくつかあります。紙の本の魅力としては、質感や所有満足感が挙げられるでしょう。では、紙の本が持つ利点とは、どのようなものなのでしょうか。

実は、普段はあまり意識しないかもしれませんが、本棚に並んだ本は持ち主に知的な刺激を与えてくれています。たとえば、問題の解決策を模索している時に、何気なく本棚に収まった本の背表紙を眺めていて問題解決のヒントが思い浮かんだ、という経験はないでしょうか。

こうした経験は、背表紙を眺めるうちに無意識に本の内容を思い出すことで起こります。本棚に収納された数々の本の内容を全て暗記している人は少ないかもしれませんが、本の中の重要なエッセンスはある程度記憶していることでしょう。そうした記憶が、問題解決のヒントを与えてくれるのです。

こうした現象は、電子書籍ではなかなか起こりません。なぜなら、電子書籍は無意識的に表紙を眺めることができないからです。本棚に並んだ本だからこそ、無意識にぼんやりと眺めることができますし、眺めようと思わなくても自然に目に入ってきます。

sc_voice09_01これこそ、本棚に並んだ紙の本と暮らす利点だといえるでしょう。本棚に並んだ本は、問題解決のヒントだけでなく多様な場面でアイデアを与えてくれます。たとえば、ブログやSNSに投稿する記事のアイデアや、会社の企画のアイデアなど、本棚に並んだ本たちは日常生活に役立つアイデアを提供してくれるのです。

こうした紙の本が与えてくれる知的な刺激を生活に役立てない手はありません。押入れにしまっていた古い本なども、もう一度取り出して本棚に並べてみれば新たな知的刺激を与えてくれるでしょう。

冒頭に記したとおり、近年は電子書籍の普及が急速に進んでいます。ですが、本棚に並んだ本だけが持つ魅力や利点は、電子書籍では得られません。本棚の本たちと暮らす魅力や利点を、今一度味わってみてはいかがでしょうか。

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