現代はパソコンヤ携帯電話などの普及がものすごい勢いで進み続けていく中本やそれを保管する本棚、また書き物をする部屋の書斎というものが忘れ去れようとしているどうかしますと、本棚という言葉すら現代の若者は呼び名を知らないかもしれない。そうあってはほしくありませんが、現代の20代~30代の若者を対象にした場合、本棚とか本とかという言葉そのものを使う人も少ないのではないでしょうか?ですから当然のごとく100%とはいいませんが自分の部屋に本棚を置いている人はどのくらいのものかと考えてたりもします。本棚がなければ書斎があるわけもありません。なんと落ち着かない部屋なことでしょうか。
本棚のある生活を考えてみますと、何んとなその人の人生そのものを感じますし、またその人本人も人生を考えることができるでしょう。そして毎日毎日生活の中で様々な出来事と出会うわけですが悩んだり、悲しんだり、喜んだりします。そして一日が終わってその本棚を見てみますと、これまでに自分が読んできた本の表紙を見つめて自分の人生と比べたり、この本を読んでてよかったとかさまざまなことを思ったりするものだと思います。たくさん本が入った棚というものがありますと人生というものは毎日が勉強の連続であることを感じれると思います。
次に書斎がある生活というものは、本棚に書籍がたくさんありますと、やはり自分で何か書いてみたくもなりますし、心がぐっと落ち着くような気がいたします。そして自分の世界の空間として生活することができると思います。机の上にえんぴちや万年筆がたてられたりしているだけで、向上心をそそるのではないでしょうか?現代はそんな風景はないとは言いませんが、かなりそういう部屋も減ったきているのではないでしょうか?非常にさびしくなります。思考力や発想の向上のためにも、本棚
書籍、書斎は絶対に必要だと感じています。OA機器の発達もいいのですが、元は紙と鉛筆が始まりです。生涯、友でありたいものです。