最近は、様々な書籍を電子ブックなどにダウンロードして読む方も増えています。しかし、読書好きの中には電子ブックより、やはり実際の紙の書籍や本の方が良いと言う人の方が圧倒的に多いように思われます。
電子ブックは、携帯するには便利ですが、ダウンロードして購入するのは、購入しようと思った書籍や本を購入する事が多く、書店や古本屋さんを巡って、購入しようと思っていた書籍以外に、店頭で素晴らしい本と巡り合うと言った楽しみがないのです。
読書するのは、その本の中身を楽しむ事がメインである事は言うまでもありません。しかし、読書する事は未知な知恵や、実際には経験できない事を疑似体験する事ができる楽しみ以外に、こうした本との意外な出会いなども楽しみの1つなのです。
また、読み終わった書籍や本で、書棚が埋まっていくのを眺めると、自分の心がそれだけ豊かになっていると感じる事が出来るものです。
書棚に並んだ書籍の背表紙を眺めていると、読んだ時の感動が蘇り、再びその書籍を手に取る事も出て来ます。こうしていつしか自分の座右の本が生まれたりもするのです。
書斎やリビングに置かれた書棚と書籍や本が一体となって、読書する雰囲気と言うものが形作られるものなのです。
この知的な雰囲気が、また読書しようと言う意欲を湧きたたせてくれるのです。こうした雰囲気は、自分のみならず、その家庭に知的な雰囲気を与えてくれ、子供達に読書に対する関心を持ち続けさせる効果もあるのです。
電子ブックを便利に活用する事も否定はしませんが、書籍や本の匂いや、書棚に詰まった書籍に囲まれた雰囲気を大切にするために、紙の書籍を読むと言う習慣も大切にしてほしいものです。
秋の夜長に読書して、周囲が寝静まった頃に、洒落た栞を挟んで本を閉じる時の充実感を味わうと、読書は止める事ができません。
書斎などの立派な空間がなくても、小さなスペースに書棚があれば、もうそこはあなたの書斎です。様々な本を読んで、自分の世界を広げ、人生をより豊かなものにしたいものです。
margherita 東京ショールーム
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