文庫本や新書、あるいはコミックでも良いのですが、紙媒体の書籍をたくさん買うという人はまだまだ多いはずです。電子書籍の隆盛が近年熱く語られてもいますが、ちゃんと手に取ってページをめくる書籍には、独特の魅力が多く詰まっているからです。
しかし、購入して書籍を部屋の中のその辺に、適当に置きっぱなしにしているというのは少々いただけません。そもそも書籍というものは、きちんと本棚に納めてこそ、よりモノとして映える作りになっているのです。
本棚に並んだ背表紙から放たれるあのオーラにも似た雰囲気の素晴らしさには、読書好きなら恐らくある種の共感を抱いてくれるはずです。たとえば図書館がありますよね。あの図書館の整然としたた佇まいも、やはりきちんとした書棚に、書籍が整理整頓されているがゆえに発されているものなのです。
ですから自宅で書籍を本棚に保管する際のイメージも、あの図書館の様相を雛型にしてみると分かりやすいかも知れません。個々のルールで良いですから、書籍をバラバラに本棚に詰めるのではなく、著者順、あるいは出版社順、もしくは背表紙の色味を統一させる形で等々、一定の規則性に従った形で書籍を収納してみてください。
そうやって整えられた本棚が共にある生活というのは、非常に充実した感覚を自身の中に芽生えさせてくれます。文化的というと大袈裟かも知れませんが、確実に理知に満ちた日々の生活を送ることが出来るからです。
また、本棚をきちんと管理することに熟達して来ると、やがて書斎が欲しいという気持ちが生まれてきます。書斎というと何だか固くて難しそうな印象を抱きてしまいがちですが、実際は自分の読書生活をより便利にするための部屋作りを心がければ良いわけです。先程も述べましたが、それこそ小さな自分なりの図書館を自宅に設けると言えば的確でしょうか。書斎で本棚から大好きな書籍を選んで夜を過ごすという生活は、読書好きにはたまらない最高級の夢であるとも言えます。それを実現させて、毎日の生活をより文化的かつ濃密なものにしていきましょう。本棚と書籍、そして書斎はあなたの生活を整え、そして潤してくれる最高のパートナーなのです。
margherita 東京ショールーム
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