書斎や本棚を設けている人にとって、悩みとなるのがあっという間に本があふれてしまうという事です。特に資料として使う可能性のある本などは捨てにくいですし、本好きな人ほど本自体に愛着がわいて処分しにくくなるものです。しかし、そのまま増えるに任せていては収拾がつかなくなりますし、必要な本も取り出しにくくなります。そのため、定期的に本棚を見直し、入れる量を減らしていくことが大切になるのです。
処分の基準としては、図書館など別の場面で見ることができるものという事を考えてみましょう。ありふれている本屋人気のある本などは流通量も多く、必要になればまた手に入れることができる可能性が高いので、処分しても後悔につながりにくいものです。逆に、絶版本など手放したら二度とみることができないものなどは処分の順位としては後になります。こうした順序を意識して本棚の整理をしていきましょう。
また、ビジネス系、法律系の専門書は新しさが肝となりますから、古いものを処分することが必要です。法改正などで内容が変わっていることに気が付かず、その本を使ってしまうことで失敗する恐れもあるのです。古いものを処分することが正しい知識を得るための必要なプロセスなのです。こうして考えていくと、定期的に本棚を見直していく中で、こうした法律書などは新しい版が出たら処分する、などという形で判断しやすいといえるでしょう。ビジネス関係の情報も鮮度が重要ですから、古いものを処分することは必要なのです。
資料として使えるような本と、一時的な楽しみのために利用する本に分けてみるのも良いでしょう。小説や漫画などは一度読んでしまえば用が済むものも多いはずです。明らかに気に入ったもの以外は一度手放してみるのもよいでしょう。それでも欲しいと思うならまた入手すればよいのです。たまに読み返したい程度ならば、今は電子書籍などもありますから、そういったものも併用してみるのもよいでしょう。本棚をすっきりさせ、必要な情報にすぐアクセスできる環境を整えてみてください。
margherita 東京ショールーム
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル9F / TEL:03-5436-3721
営業時間:[月~土]10:00~18:00