本棚に今まで集めた本をびっしりと詰めた状態を眺めていると、何だか幸せな気持ちになります。
引っ越しをする時にも捨てずにしっかりと持ってきた厳選された思い出の本だからです。
当然のことですが人は好き嫌いというものが存在します。
気に入ったものなら一生でも手元に置いておきたいものですが、そうじゃないものには執着しません。
それは書籍にも同じことが言えますね。
古本屋という商売が成り立つのは購入した本を手放す人がいるからで、手放された本はその人にとっては価値があまりなかったものなのでしょう。
中には仕方ない事情もあるとは思いますが、多くの場合は一度読んで満足してしまったという理由が多いように感じます。
本棚の中には古本屋で購入した本もいくつかあります。
誰かにとって価値がなかった本でも、それに価値を見出す人間もやはりいるのです。
そんな自分にとって価値のある本を捨てずにずっと取っておくと、本棚の中は厳選された自分だけの価値ある空間になります。
大好きな本に囲まれた生活というのは、非常に良いものです。
読書が好きな人じゃないとわからない感覚かもしれませんね。
書斎というのはそんな読書好きな人にとっては、憩いの空間なのではないでしょうか。
大切な本たちに囲まれた生活はとても潤いがあるように思います。
本を読むことはその世界観に没頭できる事です。
人はストレスを感じた時に現実逃避をしたいと考えることが多いです。
そんな現実逃避先として、読書というのは最も身近で誰にでも出来る事ではないでしょうか。
つまり本を多く読む方はストレスに負けない場合が多いのではないかと思うのです。
嫌なことをずっと思い出し、そのせいでどんどん精神的に押しつぶされてしまうのは辛いことです。
しかし物語に没頭することで登場人物に同調し、良い意味で現実逃避をする事が出来ます。
普段から読んでいない本を常に本棚に入れておくことで、いざという時に新しい世界に飛び込むことが可能になります。
そんな癒やしのための読書というのも必要なのではないでしょうか。
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