本棚に並ぶ579冊の本

好きな本や面白いと思った本はどんどん友人に貸してしまうので、

それが戻って来ないことがたびたびあります。

返して、と催促するのも何となく気が引けるので、

大抵はそのままにしていますし、気に入った本なら新たに買い直すようにしています。

先日、我が家の書斎の本棚に並ぶ本を数えたら579冊ありました。

けっこうたくさんあるので、1000冊は越えているかと思ったら、まだその半分くらいでした。

それでも友人に言わせると、かなりの数を所有しているみたいです。

古本屋に出せばいいのに、とか、スペースの無駄だ、とか、本のために家賃を払っているみたい、とか、友人たちからは散々言われますが、私にとって本は生活に欠かせないものです。

例えば、食事の用意をする時には料理本が必要ですし、テレビを観ていて詩の一節が出てくると、確かのこの詩集を持っていたはず、とすぐに調べにかかります。

夜眠れない時だって本は必要です。

その時の気分により恋愛小説にしようか、ハードボイルドにしようか、それとも歴史小説にしょうかと、あれこれ考えます。

通勤時の本は文庫の方が荷物にならないので、文庫の本棚からチョイスします。

本を次々に買い込んでしまうので、三か月に一度くらいの割合で本棚を整理します。

本一冊一冊を眺めていると、懐かしいものや内容を覚えていないものが出て来たりして、

再び読み始め、全く整理の手が進まないということがたびたびあります。

著者のあいうえお順にするか、タイトルをあいうえお順にするか、それともジャンルで分けるか、大きさで分けるか、その分け方も毎回変えて、本棚の顔に変化をつけるようにしています。

ただやみくもに並べるよりも、その方が楽しくなります。

lps_voice03_02買いっぱなし、置きっぱなしにしている本に対しても、愛情を掛けているような気がして何となく嬉しくなりますが、あくまでも自己満足に過ぎません。

今本棚に並ぶ579冊は今後も増えていくことは確かです。

かなり大きな本棚を買ったので、しばらくは大丈夫ですけど、

そこに収まり切らなくなるのを今からとても楽しみにしています。

margherita 東京ショールーム

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