仕舞われた本棚の本に私の歴史がある

slf_voice25_03_thumb昔から本が好きで今も部屋の本棚3つには本が詰まっている。部屋もそう広くないので、本棚の一つはクローゼットに突っ込んである。

こう書くと如何にも読書家のようですが、漫画の本もたくさんあるので偉そうな顔は出来ません。24年間勤めた会社を辞めてから殆ど本は買わずに、専ら図書館を利用しています。にも拘らず本棚の本は今にも外に溢れそうです。

床が沈んでも困るので時々買い取り専門店に持っていくのですが、帰りにまた古本を買ってきたりするのでなかなか本が減りません。あの東日本大震災の際には、本棚の本が皆床に散らばって地震の大きさを物語っていました。

随分昔の本もあり、古本屋さんでも汚くて引き取れないようなのも沢山あります。中学生のころ読んだものも残っています。本を手に取ってペラペラめくってみると、本の中身が甦って来るとともに、読んだ時代が偲ばれます。そう思うと手放せない本も出てきます。1冊1冊が私の歴史です。

でも本棚に残す条件を厳しくして古い本をどんどん整理して、まだまだ新しい本との出会いを求めねばなりません。読んでみたい本は沢山あるから。

margherita 東京ショールーム

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