私は学生の頃はほとんど読まなかったというか本の面白さを知りませんでしたが、社会人になってから良く本を読むようになりました。最初は仕事のノウハウ本が多かったように思います。仕事をうまく効率よく進めたいという気持ちがあったからでしょう。でもまだこのころの冊数は月に1冊読むか読まないかくらいだったと思います。しかし最近は月に5〜10冊程度読むようになりました。内容も歴史や世相についての本や趣味や自然に関する本が多くなり、その反面仕事の本は全く読まなくなりました。なぜこんなに変わったのでしょうか。ひとつは仕事のやり方が変わって時間の使い方も変わったことが大きいと思います。昔は仕事にガムシャラでしたから。それが、仕事はなるべく短時間で終わらせて自分の時間を確保できるようになったのが大きな要因ではないかと思います。もうひとつは昔は買っていた本を図書館で借りるようになったのが大きいと思います。でも今でも本屋さんへは良く行っていろんな本に出会っています。ただ、昔のように人より先に仕事に生かすために新刊を早く読みたいという欲求はほとんどありませんから図書館に並びそうな本は待つことにしています。その後に図書館に並ばなくてそれでもその時どうしても欲しい本が買います。そんな感じなので家の本棚にはあまり本はありません。買った本を読んだ後は繰り返し読むか見る本以外は、ほとんど棄てるかブックオフ行きでになります。もし、もう一度読みたかったらまた買うというようにしているからです。図書館ではいろんなジャンルの本に出会えて気兼ねなく立ち読みしたり、もちろん借りて読むことができるのでほとんど私の本棚状態です。その本を買ったとなると読まないといけないというプレッシャーがありますが、借りる本の場合は出会う本との関係がゆるい状態で読むことができるのがいいと思います。別に読み始めた本が面白くなかったら途中でやめることがプレッシャーなくできるということです。これによりいろんなジャンルの本を選択して読むということにつながりました。おかげでいろいろな情報が入ってきても、自分で考えて判断するようになりました。その考えるための情報が図書館の本棚にあります。今の私にとって図書館の本棚は私のブレーンです。
margherita 東京ショールーム
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