賃貸であれ持ち家であれ、本好きの自宅に必ずあるものと言えば本棚ですよね。しかし本というのは、購入する数が増えていくにしたがって、いつの間にか本棚からあふれかえってしまうもの。そのせいで読みたい本をすぐに見つけることすら難しくなってしまうというのは、本好きにはありがちなお悩みです。そこで続けやすくて簡単な、本棚の整理方法についてまとめてみました。
・用途に合った並べ方を
まず重要なのは、必要なときに必要な本を取り出せる本棚を作るということ。しかし本を集める目的というのは人によって様々ですよね。小説しか持っていないという人もいれば、エッセイや実用書、専門書が所狭しと並んでいる本棚を持っている人もいます。これらをすべて、例えば出版社の名前順に並べたところで使いやすい本棚はできません。実用書や専門書ならその本の主題別に並べるべきですし、エッセイや小説なら著者名順に並べると良いでしょう。同じ著者の本ばかりがあるのなら、さらに出版年や出版社別に並べても良いかもしれませんね。何にしろそれらの本の使用目的にあった並べ方にすることは、本棚の有用性を上げる第一歩だと言えるでしょう。
次に重要なのが、本棚いっぱいに本を詰めてしまわないということです。なぜかというと、新しい本を購入したときに収納するスペースがないと、つい机の上や床に置いてしまい、結果としてそこへ本のタワーができてしまうきっかけになってしまうからです。本棚を埋めて良いのは、収容能力の8割までと心得ておきましょう。逆に言うのなら、それを超えたら保存しておく本と処分する本を選択するようにするべきなのです。
・入らなくなった本は1冊目から取捨選択
先にも述べた通り、本棚に入りきらない本は、部屋が荒れる原因となってしまいます。そこで、本棚の収容能力の8割を超えた時点で、どの本を残し、どの本を処分するのかを1冊ずつ選択しておく必要があります。このときに重要なのは、処分すると決めた本はダンボール箱など、見えないところに詰めてしまうということです。目に見える形でおいていると、ついつい読みたくなって捨てられなくなるのが本好きの性というもの。処分しても構わないと一度判断したものは、再度目に触れることがないうちに処分してしまいましょう。
margherita 東京ショールーム
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