私の場合は子供の頃から読書が好きで、大人になった現在は立派な活字中毒へと変貌を遂げたのでもはや本のない生活は想像することも出来ないといった感じです。どこに行くにも本は鞄に忍ばせていきますし、家には読みかけの本が置いてあり、読みたい本を積読しておき時間が出来たらその山を制覇するのが楽しみだったりします。
書籍なら結構何でも好きですし、小説、ライトノベル、ミステリー、SF、ホラー、BL、コミック、コミックエッセイ、詩、雑誌など興味が惹かれた本はとりあえず本で見るのが基本です。そしてもう1度読み返したいと思った本だけを本棚に入れるのがマイルールです。
読んで面白かった本としてしまうと、とてもじゃないけど本棚がすぐにいっぱいになってしまいます。だからよほど好きな作家さんのシリーズモノとかでない限りは図書館で借りて読み、手元に置いておきたいものだけを購入するといった形式を取っています。
ミステリーなどは1度読むと犯人やトリックが分かってしまうので、その上でもう1度読みたいと思うのは非常に稀だと言えますし、大半の本は1度読めば満足で再読するならまだ読んでいない本が読みたいと思うものです。それでも年に数冊は再読したいという本に出合えるものです。
例えばミステリーだと綾辻さんの「十角館の殺人」などは犯人が分かってからもう1度伏線を拾って読みたい最もたるものだと言えますし、高村薫さんの「李欧」は毎年春になったら読みたくなる本だと言えます。そんな風に本当に気に入った本だけを少しづつ本棚に並べていくのはとても楽しい作業だということが出来ますし、別に家で机で作業をすることなんてパソコンを使用する以外はないのですが、家に書斎があったらカッコイイななんて思ってしまうのは本好きなら誰もが思う筈です。
いつか再読したいお気に入りの本だけで、多くの本棚をいっぱいにして、そして書斎のある家に住みたいというのは私の密かな夢だったりします。
margherita 東京ショールーム
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