本棚がある生活〜本を読むメリット〜

自分の部屋には大きな本棚があります。

子供のころから本が好きで蔵書の数は2000冊を超えていると思います。

自分が読むのは専ら小説になります。

家にいる時間でちょっとでも暇を見つけると、本棚から本を出してきて読んでいます。

また、どこかに出かけるときも必ず本は一緒に連れていきます。

このように本は自分の生活の中には無くてはならないものになっています。

そんな読書好きの自分が考える小説を読む事によって得られたもの、つまり小説を読む事のメリットについて書いていきたいと思います。

まず、小説を読むことで得られたメリットです。

小説を読むという事、これはつまり違う人間の人生を疑似体験する事であると思います。

slf-ar_voice29_01小説というのは架空の登場人物についてその行動やその人物が考えた事について記載した物語になります。

小説に出てくる人間はあくまで架空の人物です。

伝記などの実際の人物をモチーフにした作品であっても、実際にその人間と話したことが無い場合にはこれも架空の人物になります。

しかし、この人物が生きた人生は物語であっても一つの人生です。

他人の人生を見つめるという事は自分の人生を考える上でも役に立ってきます。

また、小説の登場人物はあくまで架空の人物です。

しかし、この架空の人物の人格にはある人間の人格が影響しています。

その人間とは作者です。

小説に出てくる架空の人物というのはあくまでその作者の価値観が強く影響して作り出された人間になります。

小説の登場人物は作者自身が憧れていた人物や自分の周りにいる人物、出来る事ならそのような人間になりたかったという理想の自分などをモデルとしてつくられています。

登場人物の言葉は裏を返せば作者が伝えたかったメッセージや価値観でもあります。

そのような登場人物の裏にいる作者の存在を考えながら読むことでまた違う人間の価値観を学ぶ事が出来ます。

違う人間の生きた人生を見つめる事そして、違う人間の価値観を学ぶ事、これらを通して人の考え方に共感できる力を身に着ける事が出来る事、これが小説を読む事のメリットではないでしょうか。

その登場人物の発言や行動を通して、作者の人間性に触れる事ができます。

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