部屋が狭いなどの理由で部屋の中に本棚を置けない場合があります。
本棚が置けないという事は本も当然置く場所がありません。
本というものは意外と場所を取ってしまうもので、生活を優先するあまり読書そのものから遠ざかってしまうのは寂しいものです。
その昔大量の本を処分しなくてはいけない事がありました。
当時は仕方なかったのですが、やはり手放してしまった物の中で再び読みたいと思うものもいくつかあります。
そんな悲しい思いをしてからというもの、大切な本は手放さないように本棚の中にしっかりと保管しています。
本棚がある生活というのはそれだけ心にもゆとりが生まれるものなのです。
タイトルを覚えているものに関してはいずれ買い戻そうと考えています。
同じように、一度手放してしまったもののやはり後になって後悔するという人は多いのではないでしょうか。
書斎を持つような方はそんな後悔とは無縁のように思いますが、実は過去に同じような悲しみを抱えているのかもしれませんね。
だからこそ本を一冊一冊大切にしているとも考えられます。
読書をすると想像力が豊かになります。
今まで持ち合わせていなかった新たな世界が広がる瞬間というのは、何とも言えない高揚感に包まれます。
本がある生活は、感性を育てるのに最も適した環境と言えるのではないでしょうか。
私の母は、私が2歳の時にすでに本を買い与えていたといいます。
記憶には無いですが、きっと読書に興味を持つきっかけはそこにあったようにも思えます。
小さな子供にとって、絵本などの物語は初めて与えられる異世界のお話です。
小さい頃から本に囲まれるということは、非常に豊かな感性を育てる役割になり得るのではないでしょうか。
本を読むことは子供も大人も関係なく、読むことで様々な思いを抱きます。
その一つ一つの感情は、その人の生き方に何らかの影響を与えるものなのではないでしょうか。
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